ふるさと納税によるクラウドファンディング
2022年11月から、佐世保高専の生徒達と佐世保市のふるさと納税によるクラウドファンディングで資金調達を行い、直谷城のデジタルマップを作成しました。
佐世保市吉井町に存在した直谷城をデジタルマップ化するため、佐世保市の文化事業ふるさと納税によるクラウドファンディングを活用して資金を調達しました。事業では、佐世保高専の1年生が各遺構の座標を調べてグーグルマップにピンを立て、現地の画像や再現図、遺構の説明文を用いたマップを作成しました。
また、佐世保南高のESS(English Speaking Society)同好会が、各遺構の説明文を英訳して外国人も利用できるようにしました。今年度は資金調達・観光・街づくり・DX・国際化など多岐にわたる学びの場を提供することができたと思います。この活動により、多くの方が直谷城に興味を持ち訪問客が増える事を願っています。
活動報告
・第1回実行委員会
昨年度までの活動内容の確認と今年度のタイムスケジュールや活動内容を話し合い、実行委員長・クラウドファンディング担当・デジタルマップ化担当を中心に事業を進めることが決定しました。
・座標測定
直谷城の各遺構20か所の座標を測定するために直谷城をくまなく調べました。険しい箇所もありましたが、草をかき分けながら正確な座標を測定するように心掛けました。
・第2回実行委員会
ふるさと納税によるクラウドファンディングのチラシ作り、いつどこにチラシを配布なするかなどを話し合い、デジタルマップの進捗状況と今後のスケジュールについて確認しました。
・クラウドファンディングチラシ配布及び広報活動
市内のお店や公共施設等でのチラシ設置やメディアでの広報などを行い、皆様のご協力のお陰により、1月中旬に目標額に達することができました。
・座標の再測定
グーグルマップにアップロードした座標と遺構の位置がずれている箇所があったため、再度座標を測定しました。テレビ取材も入り、デジタルマップの広報活動の場ともなりました。
・佐世保南校ESS同好会の現地調査
グーグルマップとホームページに必要となる20か所の遺構の説明文や、関連する資料の英訳を行うために現地調査を実施しました。